音楽

2009年5月28日 (木)

ウィリー・ディクソン

「俺はブルースそのものさ」とこの人に言われたら、ガバッと立ち上がって「異議ナーシ!!」と叫ぶしかありません。

Photo

I am the Blues / Willie Dixon

1950年代からブルースの名門・チェスレコードのプロディューサーとしてレコーディングの要であり、マディ・ウォータースやハウリン・ウルフをはじめ、多くのブルース・マンに楽曲を提供した人。マディのバンドではベースを弾いていた。恐るべきはその楽曲の素晴らしさ。ミュージシャンの個性を何倍にも広げる才能は抜群。もしこの人がいなかったら、シカゴ・ブルースはもっと貧弱な物になっていただろう。

マディやウルフ、ココ・テイラーと言ったシカゴ・ブルースだけでなく、後のロック系への影響が極めて大きい。ツェッペリン、クリーム、ドアーズ、ストーンズ、ジェフ・ベック、エアロスミス等々、大物連中がこぞって彼の曲をカヴァーしている。

本作は自身で歌っている。どれも有名な曲ばかりだが、とりわけ"You Shock me"は絶品。超スローテンポで、ねっとりと、妖しく迫るこの高揚感。セクシーな女性の火照った肌の感触まで伝わって来るこの生々しさ。これぞシカゴ・ブルースの真骨頂!

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2009年5月 9日 (土)

忌野清志郎に捧ぐ

惜しい人を亡くしました。

Covers

COVERS / RCサクセション

1988年作品。全編往年の洋楽に日本語歌詞をつけたカバー。反戦・反核・反逆を貫き、ついには猛烈な原発批判の為に本来の某T芝EMIからは販売されず、某T芝と対峙の上で別のレコード会社から販売したいわくつきのアルバム。このいわゆる「COVERS事件」は、当時TVの報道番組で何回も取り上げられた事を良く覚えている。

ロックってのは本来は怒れる若者の音楽だったはずだ。このアルバムは、80年代のぬるま湯の様な音楽シーンに強烈な一発を喰らわせたいい作品だ。若いロックミュージシャンにはこの姿勢を学んで欲しいと切に思う。

歌詞がすごくいい。イマーノ先生の面目躍如。「明日無き世界」とか「風に吹かれて」とか「シークレット・エージェント・マン」あたりは神業に近い。原作を元にしていても、日本語として充分に練り上げている。もっとも、あのヴォーカルでなければこの歌詞の良さは生きてこないとは思うが。

ゲストがまた凄い。伝説のハード・ロッカー 山口富士夫の破壊的なギターとヴォーカルを聴く事が出来る。当然の様に泉谷しげるは乱入しているし、Iske Kuwatake氏とか(誰の事かわかるよね?)。「シークレット・エージェント・マン」では坂本冬美が参加していて、これがまたバッチグー。妖しいエロささえ感じたりする。

初期のフォーク的・内省的・叙情的作品も含めて、この人、このバンドから与えられた物は余りにも多く、大きい。素直に感謝したい。

合掌

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2009年4月28日 (火)

吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ

スウィングってこんなに楽しかったのか!!(ゴルフのスウィングじゃないよ)って目からウロコ、の一枚。

Photo

Sweatin' Ballroom / 吾妻光良& The Swinging Boppers

昨年9月の鶯谷でのライブ。スウィングジャズにブルースを合わせた感じ、こういうのを「ジャンプ」って言うらしい。とにかくノリがいい。日本語の歌詞も面白くて、文句無く楽しめる。

だいたい、曲名からして、「歳には勝てないぜ」とか「顔のシワ」とか「しかしまあ何だなあ」とか「飲むのはやめとこう」とかふざけてるけど、ノリノリのスウィングと哀愁漂うブルースでちゃんとした曲になってる。ブラスのアンサンブルも欲しいところにバシッと音が入って来る感じ。バラード系だと、中年を過ぎて老年へ向かう男の悲哀とか上手く出てるよね・・って怒られるかな。

メンバーのほとんどが別の仕事を持っているので、練習は大変だったんだろうな、と想像するに難くない。ライブ後半になると、平均年齢が高いだけにブラス隊の疲れがなんとなく分かるところが、臨場感があっていい。

オープニングから笑えるが、「顔のシワ」をはじめて聞いた時は、聞いてる間ずっと一人で爆笑してた。叙情感溢れる流麗なカリプソのメロディーに乗せて「カオのシ~ワ~」って何だこりゃ。

このおじさん達のユーモアと明るさは素晴らしい。ある意味では最高の癒し系バンド。吾妻光良とベッキーさえいれば日本は大丈夫だ!紅白出場を期待する!

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2009年4月12日 (日)

トーキング・ヘッズ

忘れた頃に聞きたくなる、ド迫力アルバム。

Talking_heads_jpg REMAIN IN LIGHT / TALIKNG HEADS

1980年作品。70年代末のパンク以降、ロックの概念はがらりと変わった。既成概念を否定・破壊するのがパンクの役割だとすれば、「その後」を新しく創造する一端を担ったのが当時ニュー・ウェーブと呼ばれていた連中だ。トーキング・ヘッズはその中でもとりわけおかしな音楽を作り出すことで異彩を放ち、衣装に全く気を使わない(ポロシャツ+ジーンズが普通)為に「若い共和党員」などと揶揄される変わり者バンドだったが、この4枚目のアルバムでアフリカン・ファンクを大胆に取り入れることで一つの頂点に達した。ほとんどの曲がワンコード・ファンク、黒人のコーラス、パーカション、ギターに奇才エイドリアン・ブリューなどのゲストを迎え、総勢10名を超える大編成となった。

メンバーの内3人が美術学校の出身であり、思わずにやりとするポップアートらしさがそこここに隠れている。タイトにしてスリリング、乱れ飛ぶスピード感に溢れる生命力、素晴らしいとしか言いようが無い。

Takking_heads2

ジャケットも秀逸!メンバーの顔をコンピュータ処理で赤く塗りつぶしたジャケットは現代人が無意識に感じる危機感をパンチの効いた形で具現化しているし、裏にはアルプス山中を飛ぶ4機の赤い戦闘機がコラージュされていて、余りのかっこよさに当時はしびれたものだ。(もっとも、人によって好みはあるが・・)

唯一の女性メンバー、ティナ・ウェイマスがお遊びで作ったバンド"TOM TOM CLUB"の方が一般には知られているかもしれない。最近、PSPのCMでも使われているし。

ところで、リーダーのデヴィッド・バーンは今何をやっているんだろう?

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2009年3月26日 (木)

デレク・トラックス

ブルースは今、こうなってるらしい。

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Already Free / The Derek Trucks Band

タワー・レコードの試聴コーナーで気に入って購入。この人、オールマン・ブラザーズ・バンドでもギターを弾いているらしい。スライドギターは「天才」と言われるだけ有って、流石に上手い。

ブルースに絞らず幅が広いが、やっぱり根底はブルース。ギブソン・SGの音色がたまらない。ヴォーカルの黒人シンガーもいい感じだ。ただ、リズムがチョット軽いかな~。まだ29才、歳をとれば味が出てくるだろう。

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2009年2月 5日 (木)

ヨイトマケの唄

美輪明宏の歌を初めてまともに聴いた。

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ヨイトマケの唄 / 美輪明宏

NHKの深夜の番組"SONGS"で聴いた。ほとんど化粧しておらず、髪も黒い美輪さんを見たのは初めてだ。

すごい歌だ。人間の尊厳を力いっぱい歌い上げるこの実力と気力。久しぶりに鳥肌が立った。YouTubeで見つけられるが、画像は断然NHK版のほうがいい。

恐れ入りました。

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2009年1月28日 (水)

ビギン

大抵の人に勧められる、稀有なアルバム。

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ビギンの一五一会 ドライブインシアター / ビギン

ちなみに「一五一会」は一期一会にあらず、ビギンが名門国産アコースティックギターメーカー・ヤイリギターと一緒に新開発した新しい楽器。ギターを四弦にして、ボディの形も変わってる。かなり小さい。これを全面フューチャーしている。なかなか可憐でいい音だ。

全曲洋楽の有名な曲のカバー。沖縄民謡系のリズムに乗って、盆踊りのノリで"Stad by me"が聴ける。なかなか面白い。"Summertime"が出色の出来。

ホッとします。

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2009年1月18日 (日)

マイルス・デイビス

深夜のウィスキーがよく似合う。

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Kind of Blue / Miles Davis

1959年(!!)の作品。抑えた感じのかっこよさ。気持ちよすぎて途中で眠ってしまい、なかなか最後まで聴けなかった。

安眠に最適。

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2008年10月21日 (火)

ビョーク

やっぱりスゲーや、この人。

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debut / Bjork

1993年作品。当時、営業まわりのタウンエースのFMで偶然聴いて、気に入ってCDを買ったのを覚えている。偉いぞ、NHK!

天性の歌手としか言い様が無い。「歌」の本質を教えてくれるような、伸び伸びとした自由な表現。15年も前のアルバムとは思えないのは、本物の証拠。

何年経ってもお勧めです。

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2008年8月28日 (木)

オーティス・ラッシュ

音楽ブログのはずが、すっかりラーメンブログになっております。たまには音楽ネタを。

Photo All Your Love I Miss Loving: Live at the Wise Fools Pub Chicago / Otis Rush

1976年のライブ。ラジオ局の為の収録ライブだとか。日の目を見て発売されたのが2005年。「激情ライブ1976」とベタな邦題が付いている。

歌もギターもいい。道場六三郎風に言うと、「間違い無い」。かなりエモーショナルで激しい中に、ブルースの本質があるような気がする。

長い付き合いになりそうな一枚。

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2008年8月24日 (日)

今週の無謀 その2

ライブやりました!

Photo ヴォーカルだけなら 大丈夫なんです。伴奏が始まってしまえば合わせて生かす自信は有る。

しかし・・ギターを弾きながら、腹式呼吸でまともな声で歌うのはチョー難しい。

スタジオを借りて何回も練習したわけですが:

Sala

久しぶりに物凄く緊張した。

そのおかげで、本番ではギターを使った2曲の内、始めの1曲はヘナチョコギター炸裂!

2ndステージはすこしほぐれて思い切り弾けた。ちょっと失敗もあったけどね・・

一緒に出演した人達がプロばっかりだった。やぱりプロは上手い!流石!上海出身の超イケメンのピアノ弾き語りも有り、アポロ劇場でコンクールに勝ち残ったというHAYATO君の爆笑ステージも有るし。

これまでは司会もMCもやる必要がなかった。今回、人を楽しませるにはしゃべりも大切、と痛感。考え方を変えないといけない。

細かい内容は、近日中に Live Cafe Sala にアップデートされるでしょう(たぶん)。

次回は面白いステージにするぞ!

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2008年8月21日 (木)

今週の無謀

ライブやります!

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8/23(土) 17:30~ 赤坂 Live Cafe Sala の Men's Vocal Nightに出ます。

ほかにも出演者数名あり。でなけりゃ、とても一人では無理。

一人あたり30分のステージを2回。

昔やってたブルースとジャズ・スタンダード。「無謀」なのは、最後の2曲でギターを使う事。

夜な夜な練習してます。

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2008年7月24日 (木)

アール・ギリアム

気楽に聞けます。

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Texas Doghouse Blues / Earl Gilliam

2004年作品。バレルハウス・ピアノ(昔、材木伐採キャンプで流行ったピアノ・ブルース)とオルガン。

泥臭いです。いいカンジでユルイ。テキサス系独特の、あっけらかんとして、それでいて枯れた感じ。現地では50年位地道に音楽活動をしていた人らしい。

テンポとかかなりテキトーだが、リズムは思いっきりブラック。オルガンも中々新鮮。ユーモアあふれるフレーズはやはりキャリアから来る余裕か・・

やっぱり、本場には凄い人がウヨウヨいるんだな、と。

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2008年7月 1日 (火)

カルロス・ジョンソン

イヤー、熱いわ、このおじさん。

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LIVE at B.L.U.E.S. on HALSTED / CARLOS JHONSON

2006年、シカゴの老舗クラブ"B.L.U.E.S."でのライブ。

「命を削る」と評される気合の入ったブルース・ギター。これでもか!と言わんばかりのすさまじいグイングイン・チョーキングの嵐。とにかく超アグレッシブ。シカゴ・ブルースは健在なり。

スロー・ブルースも凄く良い。

気合の入ったライブを聞きたい人にお勧め!

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2008年6月19日 (木)

エタ・ジェイムス

歌も凄いが顔も凄いぞ!

Etta_james

ROCK THE HOUSE / ETTA JAMES

委細構わずガンガンノリノリの、ブルースとR&B。1963年9月、真夜中のナッシュビルのクラブがどんな雰囲気だったかよくわかるライブ。

ウマイとか下手とか、この際あまり関係ない(ウマイ人だが)。このノリ、この勢いだけで楽しくなる。

プレスリーの名曲"BABY WHAT YOU WANT ME TO DO"のカバーが出色の出来。プレスリーはタイトなロックンロールだが、エタは思いっきりブルースに振ってる。ド迫力&タイトル通りのいやらしさ全開。

いやー、エグイ。

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2008年6月10日 (火)

シャーデー

どんよりした天気の日はおしゃれな音楽で気分転換。

Sade

DIAMOND LIFE / SADE

今更紹介の必要もないが・・・久しぶりに聴いたら新鮮に感じたので。

シンガーを目指す女の子なら誰でも一度は歌う「スムーズ・オペレーター」が入っている、デビュー作。1984年作品。

24年前とは思えない洗練された雰囲気。今でも新しく感じるのは、大変な事だと思う。

割とテンポのある曲でのハスキーな声がいい。生粋のヴォーカリストではないので、歌い上げる系バラードははっきり言って(少なくともこの時点では)下手だが。バックの演奏は上手い。「スムーズ・オペレーター」のキーボードは絶妙!

雨の日に聴くと、なんとなく元気になります。

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2008年5月13日 (火)

ヘレン・メリル

「ニューヨークのため息」と評されたハスキー・ヴォイス。

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Helen Merrill / Helen Merrill

1954年作品。白人のジャズ・ヴォーカルとしては今でもおそらく最高だろう。

ハスキーでけだるい色香を漂わせながら、最初から最後まで全く力を抜いていない。隅々まで気を使っている。完璧!

調べてみたら、ヘレン・メリルは当時まだ24歳。天才トランペッター:クリフォード・ブラウンも24歳、アレンジのクインシー・ジョーンズ(!)は21歳。天才達が作ったアルバムなのだ。

2曲目の"YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO"は超有名曲。誰でも何処かで聞いたことがあると思う。その他の曲もすばらしい。ジャズは知らなくとも、レトロないい雰囲気を楽しめます。

この声で「貴方がいてくれたらいいのに」なんて言われたらメロメロです。聴かないと人生の損!お勧め!

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2008年4月16日 (水)

ココ・テイラー

ぶちかますブルース!

Koko Old School / Koko Taylor

2007年作品。この人は名前だけは知っていたけどちゃんと聴いた事が無かった。最新版を聴いてみてびっくり。ド迫力のヴォーカル。しかもこれを録音した時はすでに77歳位のはず。バケモノだ。

1950年代のシカゴブルース。余裕をかましてガンガンのノリノリ。楽しい。若い頃はどんなだったんだろう。さかのぼるのが楽しみ。

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2008年4月 9日 (水)

ソニー・ボーイ・ウィリアムソン

「ド迫力のジャケットだけでも名盤決定!?」 (BLUES & SOUL RECORDS 誌のコメント)

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Down and out blues / Sonny Boy Williamson

こういうおじさんがジャケットになるのがブルースの世界。ちょっとエグ過ぎではあるが。"Down and out"の極端な例ですね。

Photo_2 

ソニー・ボーイ本人はこういう顔。ロバート・ジョンソンが毒入りバーボンで亡くなった時、飲むのを止めさせようとした人。

ブルース歌手にしてブルース・ハープ(ちっこいハーモニカの事ね)の名手。私はかなり渋めのイメージを持っていたが、本作はマディ・ウォータース系エレキ版になっておりました。

色々なロックミュージシャンとセッションしているらしい。(マニアにとっては)研究したいです。

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2008年3月27日 (木)

ジャズ R&B は Live Cafe Sala

久しぶりに歌ってきました。

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赤坂のLive Cafe Sala   

http://www.livecafe-sala.com/

Sala_1_3

3/26はセッションデーだったので、お気楽にブルースを楽しんでまいりました。

いつもはプロのジャズ/R&Bミュージシャンが出演。

いわゆる「本物」をナマ+カブリツキで味わえます。おまけに超激安!赤坂の値段じゃないのコトヨ。

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でもまず歌う前に飲んでおかないと。

オーナーの父親が杜氏なので、蔵元直送の貴重な日本酒が有ります。

越後杜氏による、信州・黒澤酒造謹製 「井筒長」 限定品、出来立ての新酒。

   音楽好きの人には、是非宜しくです。

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2008年3月19日 (水)

ローウェル・フルソン

何度聴いても最高!楽しい!

Photo_2  TRAMP / Lowell Fulsom

1965~1966年頃の録音。

タイトル曲"TRAMP"はファンクの様にノリのいいワンコードブルース。ルーズで丸くてキレのいいギターカッティング、絶妙のミュート、まさにここ、と言うタイミングで入ってくるヴォーカル、うーん、たまらん。こういうのをCOOLって言うのかな。100年経っても生き残る傑作。

子供の頃、聴いた事がある。記憶に残っている。だけど、その時はミュージシャンの名前も知らず、ブラックミュージックに明るい人など周りに居らず、確かめる方法が無かった。

今なら、池袋P'パルコ(小さい方)のタワーレコードで試聴コーナーにセットされてます。ラッパーもこぞってサンプリングしたと言う普遍的傑作、老若男女問わず無条件でお勧め!

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2008年3月 4日 (火)

オーティス・レディング

やはりこの人に登場してもらわないと、何とも・・・

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THE DOCK OF THE BAY / OTIS REDDING

1967年作品。同年飛行機事故で死去。26歳の若さだった。あまりにも有名なタイトル曲"THE DOCK OF THE BAY "は死の3日前に録音されたそうだ。

故郷のジョージアを遠く離れ、苦労をした挙句に金も家族も仕事も無く、ただ港で海を眺めている男。26歳の若さであまりにも見事に人生の悲哀を歌いきってしまった為に、寿命を縮めたのだろうか。

全編を通してすばらしく強力で熱いソウル・ミュージックがたたみ掛けてくる!古典的名盤、すでに何度繰り返し聴いたか分からないが、良い物は良い。

ファンキーな"TRAMP"も気に入っている。TRAMPはカードゲームのトランプじゃなくて、浮浪者、宿無し、の意味。たぶん、チンピラとか、ろくでなし、とかの意味もあるのだろう。地位も金も無いのに女の前で見栄を張る様が面白い。オリジナルのローウェル・フルソン版(こちらもすばらしい出来だ。名曲!)には「キャディラックは3台持ってるぜ」と言う台詞が有るが、オーティス版だと「キャディラックを6台、リンカーンを5台、フォードを4台、マーキュリーを6台、Tバードを3台、それにムスタングも持ってるぜ」と増えている所がお茶目。

ベッシー・スミスが歌った"NOBODY KNOWS YOU, WHEN YOU ARE DOWN AND OUT"も、少しコードを変えて歌っている。うーん、何度見直しても名曲ぞろいだ。

魂=ソウルを存分に味わえる名作!

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2008年2月 9日 (土)

RCサクセション

祝! 忌野清志郎 復活!!

Rc

ソウルメイツ/RCサクセション

70~80年代のベスト集。

イマーノ先生が喉頭癌と聞いて、もうだめだと思っていたが見事に復活。凄い。2月10日は武道館で完全復活ライブだ!!

RCは、一般的にはロックバンドとして認知されているけれど、本来はR&Bバンドだ。ただのタテノリロックでない所が偉い。他の奴らとは目指すものが違う。

先日、NHKで復活ミニライブを放送していた。ちゃんと声出てるじゃん!後ノリのよたっ、よたっ、て感じの、清志郎のボーカルリズムも健在。仲井戸麗市のどこと無く頼りないギターもそのままだし。長い事組んでるドクトル梅津のサックスは相変わらず強烈だ!

じっくり聞いてみると、オーティス・レディングあたりを意識しているんだろうな、と思う。リズムの取り方とか、メロディラインとか、リフとか、オーティスと良く似た感じの曲が多い。

RCと清志郎については、また別途語りたいです。

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2008年2月 5日 (火)

MOJO HAND

渋い・・・渋すぎる。

Mojo_hand MOJO HAND / Lightnin' Hopkins

アコースティック・ブルースの名作。湿っぽくないところがテキサス流?1960年作品。ロバート・ジョンソンみたいにとんでもなく古い録音ではないので、とても聴きやすい。

ライトニン・ホプキンスはエレキでこそ本領発揮!とは思うけど、やっぱりアコースティックもいい。何回聴いてもぜんぜん聴き飽きない。

ジャケットも秀逸。いいセンスしてるよな~

Lightnin_hopkins2 こちらがご本人。誰がどう見ても不良オヤジ、いや、不良ジジイ。若い頃「ちょっとしたケンカで」服役の経験もあるそうだ。

おもわずバーボンでも飲みたくなっちゃいます。お勧め!

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2008年1月13日 (日)

スティーヴィー・レイ・ヴォーン

ワイルドにして繊細。伝説のブルース・ギタリスト。

Srv Texas Flood / Stevie Ray Vaughan and Double Trouble

1983年リリース。80年代、軽薄なMTVデジタル・ポップミュージックが流行る中、ボロボロのフェンダー・ストラトキャスターを超絶技巧でうならせ、圧倒的な迫力のブルースで業界にどでかい風穴を開けた、恐るべきデビュー作。

ロックに走らず、あくまでブルースのリズム感・ノリで演奏しているし、それが身体に染み付いていたのだろう。伝説に相応しい、素晴らしい出来。特にアルバム・タイトル曲"Texas Flood"は、ゆったりとしたリズムの中で、これでもかと言わんばかりのすさまじいギターソロ。誰もが度肝を抜かれるはず。

Srv2 1955年生まれ。テキサス出身。1990年、ヘリコプターの墜落事故により死去。享年35歳。彼が亡くなった時は、NHKがニュースで報道した程の大物だった。

ガンガン弾きまくるタイプだがそれでも聞き飽きず、ワイルドなのにうるさいと思わせない、むしろもっと音を聞きたい、と思わせる、洗練されたこのセンス。

過去の偉人のブルースを引き継ぎ、新しいブルースを作った男。音楽好きなら聞くべし!

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2007年12月25日 (火)

B.B.キング

誰もが認める"King of Blues"

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Live at the Regal / B.B. King

たまらんです。このタメ、このギター・ソロ。Bluesをこれほど美しく演奏し、情感を込めて歌える人がいるだろうか。

各地方の色の強かったブルースを、流麗なモダン・ブルースに仕立て上げた人。普通の人がイメージする"Blues"は、BBによって作られたと言って良い。

"Sweet Little Angel" は名曲・名演。"弾き過ぎないギター"はもはや詫び寂びの世界。個人的にも思い入れ深い曲ではある・・・

"I got sweet little angel, I love the way she spread her wings." ・・・過ぎた事さっ!

良く聞かれる質問。名前の"B.B."って何? 答え:DJをやっていた頃のニックネーム"The Beale Street Blues Boy"が詰まってB.B.になったそうです。

絶品ブルースを是非ご賞味あれ。

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2007年12月 4日 (火)

タジ・マハール

インドにある世界遺産のことじゃありませんよ。ミュージシャンの名前です。

Photo Martin Scorsese Presents THE BLUES "TAJ MAHAL"

あるオムニバス版で名前を知った。「楽しいブルース」と言えばいいのだろうか、リズムはヘビーだけどとにかくノリが良くて楽しい。ユーモア感覚満載。ブルースってこんなにバリエーションがあるのか、と驚くぐらい多彩。なんで日本で有名にならないのだろうか。

"TAJ MAHAL"は本名ではナイ。何故この名前にしたのかはナゾ(って言うか、知らない)。

楽しい音楽を聴きたい人にお勧め!

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2007年11月26日 (月)

ローリング・ストーンズ

やっぱりストーンズですよ。

Tatoo_you_2 TATOO YOU / Rolling Stones

オープニングの"Start me up" が何ともエグイ。テンポは遅いのに思いっきりいやらしくてキレがいい。"Brown Sugar"のあのノリ。これぞストーンズ。

"Slave"では御大ソニー・ロリンズのサックスが爆発!! 一聴の価値有り。そういえばマディ・ウォータースの曲に似た歌詞が有るな・・・

ストーンズがブルースから出発した事を知っている人は少ない。このアルバムにも昔のブルースが何曲か入っている。ブルースから出発して、この境地に達した・・・偉い!

後半(LP時代のB面だね)のバラード系も秀逸。

何度聞いても良い傑作。

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2007年11月23日 (金)

マディ・ウォータース

絶倫系ブルース・マンにしてロック・バンドの元祖

Photo_4 Muddy Waters at Newports / Muddy Waters

1960年、ニューポート・フェスティバルで、白人聴衆に初めてブルースを見せつけた記念的アルバム。

昼間の野外ライブなので、あまり迫力は感じないけど、記念モノと言うことで・・・ ジャケットも青い空なんか移っちゃてるし。

夜中のライブ録音がたまらなくかっこいい。いずれ紹介したい。テーマは「夜のシカゴにうごめく男の情念」。

アコースティック・ブルースを電気化した功労者の一人。たまらなくアウトローでエッチな曲ばかり。むんむんしたいやらしい湿度たっぷり。ロックに与えた影響はおそらく一番大きい。ローリング・ストーンズのグループ名もこの人の曲"Rolling Stone"から拝借してる位だし(彼らは何曲かカバーもしている)、ビートルズの"Come Together"にも名前が出てくる。要するに、超エグいんです。

元々は南部の農場で綿花摘みをしながらデルタ・ブルースをやっていたのが、農業の機械化で職を失いシカゴへ移住と言う、黒人とブルースの歴史そのものみたいな人。

ロック・バンドの元祖だけどロックではない。あくまでブルース!

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2007年11月20日 (火)

ソニー・ロリンズ

サックスを聴くならこれはおさえておかないと・・・

Photo Saxophone Colossus / Sonny Rollins

いわゆる「名盤」ですが難しい事は考えず気にせず聴いてみましょう。チョーかっこいいから!!

初めて聞いたときは"You don't know what love is"のブルージーなバラードにまずは打ちのめされ、"Strode Rode"のスリリングさにもう一度打ちのめされたものです。

全曲通しての完成度がすばらしい。無駄な音は一音として無く、必要なものはちゃんと有る、と言う気がする。即興なのに、いや即興だからこそできるこの芸術。

予備知識無しでも味わえます。お勧め!

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2007年11月 4日 (日)

ロバート・ジョンソン

希代の女ったらし・酒乱にして、後世に多大な影響を与えた天才ブルースシンガー。

Robert_johnson The Complete Recordingds / Robert Johnson

1911年生まれ 1938年、女性をめぐるトラブルの為バーボンに毒を盛られ死亡。1936~37年に全29曲と12の別テイクを録音しており(当時は78回転のレコード)、本作品はそれらを全てそろえたCD2枚組み。

それまでの伝統的なカントリー・ブルースに斬新な歌詞と解釈、圧倒的なギターテクニックを加え、その後のブルースとポップミュージックの基礎を一人で作ってしまった。何しろ、第二次大戦前、昭和11~12年の話ですよ。ロックだの、ソウルだの、R&Bだの、そんな言葉と概念が生まれたのはずーっと後の話。27歳でここまでやってしまったんですから・・・

ライナーノーツによると、エリック・クラプトンとキース・リチャーズは相当感化された様子。クラプトン先生に至っては、25歳になるまで、ロバートジョンソンを知らない奴とは口をきかなかったとか。

エルモア・ジェームス、クリーム、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリンなど、ロバート・ジョンソンの曲をカバーしているミュージシャンは極めて多い。ほとんどスタンダード化。

この人、悪魔と取引をしてギター・テクニックを会得した、と言う伝説がある。歌詞にも悪魔は良く登場する。

「今朝、悪魔が俺の部屋のドアをノックした。悪魔が俺の部屋のドアをノックしたんだ。俺は言った。ハロー、サタン、出かける時間だな」(Me and the Devil Blues) この後、「俺」と悪魔は通りを並んで歩いて・・・

と、褒めちぎって来ましたが、いきなりこれを聴いても良く分からないはず。クラプトン先生がすばらしい解釈をしてカバーアルバムを出しているので、こちらから入るのがよろしいかと。実は私もこちらから入りました。

Me_and_mr_johnson

Me and Mr. Johnson / Eric Clapton

全曲ロバート・ジョンソンのカバー。おそらくは世界で一番ロバート・ジョンソンを聞き込んでいるクラプトン先生ならではの、愛と尊敬に満ちたカバーぶりです。

特に"Love in Vain"は何度聴いても鳥肌が立つ。フェンダー・ストラトキャスター(ギターの名前です)特有のハーフ・トーンに絶妙のオーバードライブをかけて・・・口では表せない、甘く切ない感情を丹精込めて表現してます。さすが、すばらしい。この曲、歌詞も美しい。"Well I felt so lonesome, I was lonsome, I could not help but cry, All my love 's in vain" 韻を踏んでるんですよ。

傑作です。お勧め。

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2007年10月29日 (月)

ホリー・コール

秋の夜長には一人でJAZZを聴くのも悪くない。

071028_115720 Blame it on My Youth / Holly Cole Trio

ヴォーカル+ピアノ+ベースというシンプルな編成。余計な音がないので耳に優しい。

ジャズにしては珍しくヒットチャートに上った"Calling You"収録。ラス・ベガス郊外の砂漠、場末のホテルで夜を過ごす一人の女・・・情景が目に浮かぶ様です。

オープニングの"Trust in Me"もいい。アラビアンなピアノが秀逸。

部屋の明かりを暗くして、控えめなボリュームで聴くと癒されます。

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2007年10月15日 (月)

エラ・フィッツジェラルド

ジャズ・ヴォーカルの真髄

Ella Clap Hands, Here Comes Charlie ! / Ella Fitzgerald

瑞々しく、優しく、力強く、切ない。最高のヴォーカル。

Night in Tunisiaもいい。Cry Me a Riverもいい。だけどやっぱり最高なのは'Round Midnight。ブルース入ってます。打ちのめされてください。

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2007年10月14日 (日)

テキサス・ブルース

今、ここに生きているBLUES。

Texas_southside_kings TEXAS SOUTHSIDE KINGS / TEXAS SOUTHSIDE KINGS

このアルバムだけの為に結成した、テキサスの現役ベテランブルースメンによるコラボ。2006年(!!)製作。

テキサス系独特のカラッとした音色。どの曲も適度にユルくて聞きやすいが、傑作は"EVERY DAY I HAVE BLUES"。BBキングでおなじみのこの曲、BBは鷹揚に歌い上げてるけど、こいつらは違う。歌詞の通りのとっても情けない歌い方。「誰も俺の事なんか振り向いちゃくれない、俺の言うことなぞ誰も聞かない、毎日ブルースだ、どうにもならないから俺はここから出て行く」という、重い足取りで去っていく負け犬根性全開。BBを聴いてからこちらを聴きましょう。笑えます。

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2007年10月 1日 (月)

今週のidea6

池袋HMVにて。視聴コーナーで聞いてみて、気がついたら購入してました。イタリアの人達だそうです。

Idea6 Step in' Out / by idea6

イタリアのベテランミュージシャン6人のコラボ。

スウィングを今風にするとこんな感じなのかな。軽~い感じだけどやはりうまい。Jazzのことなど何も知らなくてもOK、ドライブのBGMによろし。気軽に楽しめる一枚。

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2007年9月22日 (土)

東京BLUESスタート!

BLUESをこよなく愛する男の遍歴をつづる。俺はこれからどこへ行くんだ!

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