今週の現場
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実は映画も好きなんですよ。ビデオを引っ張り出して、久しぶりに見ました。未だに、これを超える映画って出来てないんではなかろうか・・?
(写真が小さくてごめんなさい。写真をクリックすると少し大きくなります)
BLADE RUNNER / 監督・リドリー・スコット 「エイリアン」の監督ですね。
出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナなど
たくさんのバージョンが有りますが、「ディレクターズ・カット/最終版」(字幕)がベストと思われる。公開時に、無理に追加させられたナレーションとかが無いから。
2019年11月、環境破壊による酸性雨の降りしきるロサンゼルス。反乱を起こした人工人間「レプリカント」をブレードランナーのデッカード(ハリソン・フォード)が追う、という話。
1982年の作品。当時見た人も多いはず。今見ても新鮮。アジア文化に丸ごと飲まれてしまった近未来のロサンゼルスの描写が、衝撃的でなお且つ美しい。最後の対決前の、廃墟のシーンでは広告飛行船から流れる長唄(長唄ですよ、長唄!)が見事にマッチしてるし。
だけど、本質はもっと深い。良く出来た文学作品の様に、「心に染み入る何か」があるんですよ。「何か」とは何か?デッカードは最後に何を見て何を感じるのか・・・それはラストシーンのお楽しみ。特撮とかアクションだけの、ビジネス専用の薄っぺらな映画とは全く違うので、見るならそのつもりで。
冒頭ではデッカードが屋台でうどんを食べるシーンがある。屋台の親父は日本人。デッカードの英語での注文に日本語で応じている。ここに一つナゾがあって、カルト・ファンの論議になったものだ。
デッカード:(ネタケースを指差して) "Give me Four"
親父:(手振りを交えて)「ふたつで十分ですよ」
デッカード:(再度指差して)"No, Two, Two, Four"
親父:「分かってくださいよ」
デッカード:"・・・ and, noodle"
"Noodle"は、うどん。では、何を4つ頼んだのか?何故親父は二つで十分と言ったのか?
デッカードが最初に頼んだのは海老天丼であり、"Four"は海老の数である、との説も有るが・・・? 日本人としては気になる。
相手役のショーン・ヤングが美しい。レプリカント役のダリル・ハンナも。ルトガー・ハウアーもかっこいいし。当たり前だけど・・・皆さん熱演です。
音楽も最高。昔ロキシー・ミュージックにいたバンゲリスによる。ヤマハのモノトーン・シンセがこうなるとは!完璧。見事な近未来ブルースが映像にぴったり。近年になってやっとオリジナルのサウンドトラックCDが出た。
この映画の雰囲気や価値観は「マトリックス」とか「攻殻機動隊」あたりにも影響が見られる。
既に昔の映画だけど、見れば見るほど味が出る。名作です。お勧め!!
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