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2009年5月28日 (木)

ウィリー・ディクソン

「俺はブルースそのものさ」とこの人に言われたら、ガバッと立ち上がって「異議ナーシ!!」と叫ぶしかありません。

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I am the Blues / Willie Dixon

1950年代からブルースの名門・チェスレコードのプロディューサーとしてレコーディングの要であり、マディ・ウォータースやハウリン・ウルフをはじめ、多くのブルース・マンに楽曲を提供した人。マディのバンドではベースを弾いていた。恐るべきはその楽曲の素晴らしさ。ミュージシャンの個性を何倍にも広げる才能は抜群。もしこの人がいなかったら、シカゴ・ブルースはもっと貧弱な物になっていただろう。

マディやウルフ、ココ・テイラーと言ったシカゴ・ブルースだけでなく、後のロック系への影響が極めて大きい。ツェッペリン、クリーム、ドアーズ、ストーンズ、ジェフ・ベック、エアロスミス等々、大物連中がこぞって彼の曲をカヴァーしている。

本作は自身で歌っている。どれも有名な曲ばかりだが、とりわけ"You Shock me"は絶品。超スローテンポで、ねっとりと、妖しく迫るこの高揚感。セクシーな女性の火照った肌の感触まで伝わって来るこの生々しさ。これぞシカゴ・ブルースの真骨頂!

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